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「大丈夫だろう」

「あれはきっとこうだろう」

はびこる「だろう」思考はむしろ「~に違いない」思考に近い。

「かもしれない」思考とは明らかに異なる「だろう」思考。

確実に言えることからいえば、どちらも可能性の推測である。

違いは通常それぞれの言葉に想定される可能性の確率。

「だろう」思考はそれまでの主観的事実を肯定するものであり。

「かもしれない」思考は通常は主観的事実にない面を想定するものである。

すなわち「だろう」思考は主観的事実を強化する。

それが好まれるのは人に思考の統一性を求める性質があるからであるが、

「だろう」思考は言うまでもなく主観的なものであり、

客観性や合理性を無視しがちな思考として誤りを生み出しやすい。

故に「かもしれない」思考を持ちながら行動を起こす必要がある。

簡単なことではないが、「かもしれない」思考は行動に万全の準備を与えるだろう。

一つ注意として、主観的可能性が過剰に高められた「かもしれない」思考は

もはや「だろう」思考であることも言っておく。

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2008年のスペイン/メキシコ映画。簡単に説明すると「孤児院を買い取ったおばさんが自分の子供が行方不明になったんでその子供を探す」お話。親から見ると自分の子供が空想の友達と遊んでるのって、なんだか不気味な感じなんだよね。でもそういう子供って結構いるし、想像力豊かでいいと思うよ。イマジナリーフレンドってやつか。この映画のそれはそんなような可愛らしい感じではないのだけども。この映画は、とにかく雰囲気が好きかな。不気味さの漂う子供の世界っていうか。でも全てを知った後には不気味さも安堵も何もなくて。それまで何か異質な感覚を与えていたもの、そういうのを人は魔法と言ったりするんじゃないかな。

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グルグル グルグル

グルグル グルグル

渦巻いてく 紫の空

溢れだして 毒かぶり


ギュルギュル ギュルギュル

ギュルギュル ギュルギュル

渦巻いている メリーゴーランド

転んで這って 毒まみれ


グラグラ グラグラ

グラグラ グラグラ

渦巻きだした 僕の眼球

零れて溜まって 毒の池


溶かしてくよ 全部

染まってくよ 全部

解毒剤は この毒 その毒

苺を落として それでも広がる

毒苺 毒苺  毒苺 毒苺

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2006年のメキシコ・スペイン・アメリカ合作映画。内戦後のスペインで生きる薄幸少女ダーク・ファンタジー!「!」をつけることじゃないな。内容は簡単に言うと「パンズラビリンスでの話と言うよりもパンズラビリンスへ行くまでの御話」です。っていうのはたぶん、ネタバレにはならないはず・・・。主人公の女の子が妊娠中の母親と共に独裁政権軍の大尉に引き取られ肩身の狭い思いをします。んで近くの森の中にレジスタンスが隠れ潜んでいたり奇妙な遺跡みたいのがあったり。パンさんの指示で御姫様になるため3つの試練に挑んだり。過酷な現実の描写と奇妙で素敵なもう一つの現実の描写がどちらもよくなされていて、且つそのギャップというのが双方の世界観により深みとリアルさを与えている。全体的な構成も映像が作り出す世界観もクリーチャーも好きだなー

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2005年に発売されたPS2ソフト。黒歴史クロックタワー3の続編として始めは企画されたらしいけど、安心して、そうはならなかったよっ!クロックタワーとは敵から逃げるってとこ以外はほとんど違うゲーム。交通事故にあったフィオナが怪しげな古城に閉じ込められて、そこから脱出するストーリー。本当はもうちょっと複雑なんだけど、ネタバレになりそうだしやめとく。3Dだから動きの自由度は結構高くて、音の遠近効果とかも相まって逃げてる感がすごい感じられる。ゼルダも顔負けの仕掛けとか撃退ポイントとかデッドポイントもけっこうあって面白い。場所移動のロードがほとんどないのは感動もの。錬金術が深く関与してくる世界観もダークでファンタジックで素敵だし、隠し要素もあるから何周もしたくなっちゃう。イベントシーン監督担当した竹中直人さんそっくりなキャラもいい感じだし(もちろん他の敵キャラも)。とにかく事実だけ述べると、5周しちゃいましたw

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2008年の日本・ブラジル・カナダ合作の映画。ジョゼ・サラマーゴの『白の闇』が原作。内容は簡単に説明すると「視界が真っ白になっちゃう謎の感染病で大騒ぎ!」というもの。いえ、そんな楽しげな内容ではありません。始まりは一人の男性に突如起こった異変。突然の失明。しかし通常の失明とは違い視界が真っ暗になるのではなくむしろ真っ白、視界が白い光で溢れてしまっているような状態。男性は病院へ運ばれるもやがて男性と関わった人間から同様の失明症状を引き起こしていき、すぐに特別な施設が設置され失明者達はそこへ収監される。その施設はいわば隔離収容所であり、悪い衛生環境や食糧不足・管理不届きなどの理由から無法地帯と化してしまうのですが・・・・・・そこに描かれていく人間の本質や醜さというものがとてもリアルで生々しいものになっています。映画なのにどこかドキュメントを見ているような感覚さえあったかも。失明感染という発想よりも遥かに人間の生々しい描写が勝っていた。もちろん失明感染っていう発想も不可欠だと思うけどね。でもやっぱり映画化することによって一番面白味が引き出されたのは人間の描写的な部分なんじゃないかなー。

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