司と薫の部屋
[1]
[2]
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2006年に発売されたPS2用ソフト。主人公ジェニファーはある日バスの中で少年に絵本を手渡され、それを返そうと見知らぬバス停でバスを降りる。ジェニファーを置いて発車してしまうバス。戸惑いながらも少年を追うジャニファー。やがてジャニファーはローズガーデン孤児院に辿り着く。しかし何者かによって木の棺に入れられてしまい……気がつくとジャニファーは「赤いクレヨンの貴族」達が支配する飛行船の中に運び込まれていた。
奇妙で不気味で残酷な子供達の世界が描かれたゲームです。BGMとか環境音もなかなか凝っていて、ついついのめり込んでしまう。不気味な妖精達は夢に出てきそうな感じで、でもそれがいいのかも。物語の進行につれてだんだんとわかっていく真相や、完全には明かされない部分、いろいろと想像を巡らせる余地があって面白いし、それに考えれば考えるほどただ恐ろしいだけじゃない部分が見えてきて。その最たる部分はエンディングの「A LOVE Suicide」という曲に現われているかもしれません。何度もやり返したくなっちゃうゲーム。 PR
1976年に公開されたイタリア・イギリス・西ドイツ合作のサスペンス映画。
簡単に説明すると
「ドジっ子が国家機密の細菌兵器を列車に持ち込んでしまい列車ごと隠蔽されそうになる」
というお話。
サスペンス×列車×感染病 ってわけで、もうそれだけで面白そうだよね。
逆に言うとこの組み合わせでつまらなくなるわけないだろ!ってそれは言い過ぎか。
ジェニファー(ソフィア・ローレン)がちょっとうざったい気もしたけど
主人公のチェンバレン博士(リチャード・ハリス)はかっこ良かったからよしとしよう。
ネタバレ厳禁な感じだから詳しくは言えないけどラストが衝撃的。
展開的にも映像的にもね。でもかなり好きですああいう衝撃。
この映画の日本版(?)に「皇帝のいない八月」っていうのがあるらしいよ。
社会悪がテーマになってるとことか鉄道とかが共通してるのかな。
さらに「皇帝のいない八月」は押井守に影響を与えて
「パトレイバー」にいろんなオマージュが表れているとか。
どっちも見てないから知らんけどもぉ。
んで、「カサンドラクロス」の影響と言えばもう一つ。
映画の中でスイス連邦鉄道が悪く描かれていたためにその後の映画では
スイス連邦鉄道の協力は得られなくなっちゃったんだって。
「アバランチエクスプレス」って映画では仕方なく模型でシーンを作ったそうな。
まぁなにはともあれ、鉄道って、本当にいいものですね~
2006年のメキシコ・スペイン・アメリカ合作映画。内戦後のスペインで生きる薄幸少女ダーク・ファンタジー!「!」をつけることじゃないな。内容は簡単に言うと「パンズラビリンスでの話と言うよりもパンズラビリンスへ行くまでの御話」です。っていうのはたぶん、ネタバレにはならないはず・・・。主人公の女の子が妊娠中の母親と共に独裁政権軍の大尉に引き取られ肩身の狭い思いをします。んで近くの森の中にレジスタンスが隠れ潜んでいたり奇妙な遺跡みたいのがあったり。パンさんの指示で御姫様になるため3つの試練に挑んだり。過酷な現実の描写と奇妙で素敵なもう一つの現実の描写がどちらもよくなされていて、且つそのギャップというのが双方の世界観により深みとリアルさを与えている。全体的な構成も映像が作り出す世界観もクリーチャーも好きだなー
2005年に発売されたPS2ソフト。黒歴史クロックタワー3の続編として始めは企画されたらしいけど、安心して、そうはならなかったよっ!クロックタワーとは敵から逃げるってとこ以外はほとんど違うゲーム。交通事故にあったフィオナが怪しげな古城に閉じ込められて、そこから脱出するストーリー。本当はもうちょっと複雑なんだけど、ネタバレになりそうだしやめとく。3Dだから動きの自由度は結構高くて、音の遠近効果とかも相まって逃げてる感がすごい感じられる。ゼルダも顔負けの仕掛けとか撃退ポイントとかデッドポイントもけっこうあって面白い。場所移動のロードがほとんどないのは感動もの。錬金術が深く関与してくる世界観もダークでファンタジックで素敵だし、隠し要素もあるから何周もしたくなっちゃう。イベントシーン監督担当した竹中直人さんそっくりなキャラもいい感じだし(もちろん他の敵キャラも)。とにかく事実だけ述べると、5周しちゃいましたw
2008年の日本・ブラジル・カナダ合作の映画。ジョゼ・サラマーゴの『白の闇』が原作。内容は簡単に説明すると「視界が真っ白になっちゃう謎の感染病で大騒ぎ!」というもの。いえ、そんな楽しげな内容ではありません。始まりは一人の男性に突如起こった異変。突然の失明。しかし通常の失明とは違い視界が真っ暗になるのではなくむしろ真っ白、視界が白い光で溢れてしまっているような状態。男性は病院へ運ばれるもやがて男性と関わった人間から同様の失明症状を引き起こしていき、すぐに特別な施設が設置され失明者達はそこへ収監される。その施設はいわば隔離収容所であり、悪い衛生環境や食糧不足・管理不届きなどの理由から無法地帯と化してしまうのですが・・・・・・そこに描かれていく人間の本質や醜さというものがとてもリアルで生々しいものになっています。映画なのにどこかドキュメントを見ているような感覚さえあったかも。失明感染という発想よりも遥かに人間の生々しい描写が勝っていた。もちろん失明感染っていう発想も不可欠だと思うけどね。でもやっぱり映画化することによって一番面白味が引き出されたのは人間の描写的な部分なんじゃないかなー。
2006年の映画。原作はもちろんコナミのゲーム「静岡」ですよ。世界観もBGMもいい感じに原作に忠実。まさに血と錆の世界。ストーリーは結構オリジナルだったけど。。。でも三角頭好きにはいいね(‘w‘b 一番良かったシーンは・・・・・エンディングww SH3のオープニングが映画のエンディングには使われていたよ~~ エンディング映像もかなり凝った感じで、うん、エンディングだけで一つの作品でもいいかも、って感じ。あんな感じの映像作ってみたいな~。っとまぁ、内容は簡単に言うと「調子の悪い子供をサイレントヒルにつれてきたらどっか行っちゃったから探す!」というもの。血があって錆があって霧があってノイズがあって、悪意があって。さまざまな形で具現化する悪意はなかなか美しい。でもちょっと宗教的な部分を前面に出しすぎかな。まぁ原作ファンとしては三角頭と看護婦さんが出てきただけで満足だよ、なんて言わないけどまぁいいや。だってさ・・・・・・・今続編制作中らしいんだぜ!楽しみ~、でもあんまし期待しないようにしよ~、と口では言うよ~
2000年に発売されたPCゲーム。3Dホラーアクションアドベンチャー。アリスは不思議の国と鏡の国の冒険の後、火事で両親を亡くし心を閉ざして精神病院に入っていました。そして10年後、アリスは再び夢の世界へと迷い込むわけですが、そこには以前の楽しげな様子など微塵もなく、残酷さと悪意のひしめく悪夢の世界が広がっていました、というものです。個人的に原作よりも好きかもです。悪夢に支配されたアリスの世界もそうですが、すっかり捻くれたアリスもとっても素敵。他のキャラクターもよりいっそう捻くれててw特にパートナーになってくれるチシャ猫がもう、日本版のは声も渋くて、でもぴったしで、かっこよすぎ、すぎないけどとにかくすごくいい。いろんなものが象徴的に表れてたり、そういうのがまた素敵なグラフィックで描かれてます。言ってみれば、アリスの心をそのまま映し出した世界。あなたもアリスの悪夢から抜け出せなくなるかもしれません。はまっちゃって。
ところで映画化という話もあったんだけど、どうなったんだろ。アリスインワンダーランドの情報とごちゃ混ぜになっちゃってたのかな。でももうすぐ続編は出るみたい。さらに捻くれて歪んだ世界になってるみたいだから、期待せずにはいられません。楽しみ~
酔拳2!2、と言っても1は存在しないのだよ~。酔拳2は「ドランクモンキー 酔拳」の続編で、続編と言いつつも登場人物や時代設定などにつながりがなく、じゃあ続編じゃないじゃん!ってやつ。内容は「イギリスの人がなんか中国の大切なものを奪おうとしていたから禁断の酔拳を使ってそれを阻止する」って感じ。たぶんそんな感じ。主演はもちろんジャッキー・チェン。酔拳より椅子を武器にしたアクションが印象的だったのは内緒。でも酔拳もなかなか見応えありますよ、だって「酔拳2」だもんね。いやしかし、酔拳ほど日々の鍛錬が重要な拳法はないだろうな。酔うことでさ、逆に反射的な反応を敏感にするわけですよ。そんでもって、その反射的な反応が訓練された動きだったら怖いものなし。酔拳という拳法の動きが反射的に出るようになるまで訓練する必要があるんだねー。酒飲んでるばっかりじゃダメってことだ。。。まぁそんな話が映画の中で出たわけではないのだけれど。ところで終わり方に違和感を感じたよ、と思ったらそれもそのはず。もともとはジャッキーがジャンキーになっちゃうって終わり方だったんだって。けどそれじゃあんまりブラックすぎるからオリジナル版以外ではカットされたとのこと、短縮編集という形で。まぁ、正解だったかもねwちなみに「酔拳3」もあるけどやっぱし「酔拳2」との関連はないよ。
|
カテゴリー
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
黒い角の薫 赤い翼の司
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
文筆 撮影
ブログ内検索
カウンター
|