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スティーブンキングの小説が原作の2007年アメリカ映画。内容は簡単に説明すると「変なことが起こると噂の部屋へやってきたら案の定だよ!」って話。でも部屋の中だけで100分近くもたせるってすごいね、いや、ぜんぜん中だるみしたりしないんだけども。まぁ、心霊ルポライターが宿泊客56人全員が自殺してるホテルの一室にやってくるんですけどね、恐ろしいことがいろいろと起こるわけです。この作品でもそうなんだけど、なんか幽霊じゃもうだめね。幽霊だと思ってやってきたら実は得体のしれない悪意の仕業だったっていうのがこの作品なんだけど、うん、幽霊じゃなくて正解。もう幽霊とか悪魔とか宇宙人はけっこうおなじみになっちゃってるから、より得体の知れないものでないと恐怖心をあおるのは難しいって思う。とりあえずいまのところ得体のしれないナンバー1は得体のしれない悪意ってことかな。この作品ではそれがとてもうまく描かれてたと思う。革命を起こすならもっと得体のしれない何かだろうけど、そうすると視聴者が付いてこれなくなる可能性も十分にあるわけで、そこらへんの兼ね合いが難しいでしょう。

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